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2020年8月5日 「仙台平和七夕」の吹き流し 22か所で核廃絶訴える②

更新日:2月20日

1976年、仙台YMCAの有志が始めたこの活動は商店街に移る前は、仙台市役所のロビーで展示がスタートだった。奇しくも出発点の会場に戻ることにもなった。

今回は7か所の保育園の協力も得られた。そのうちの一つ、宮城野区の「乳銀杏(ちちいちょう)保育園」の玄関には4本の吹き流しが揺れていた。

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写真;乳銀杏保育園玄関に飾られた平和七夕。

珍しい名前は、保育園のすぐ裏にある国の天然記念物に指定されている「苦竹(にがたけ)のイチョウ」に由来する。樹齢1200年のこの大イチョウは気根が乳房のように垂れ下がることから、「乳銀杏」と親しまれている。

この保育園では毎年の夏まつりで園児手作りの吹き流しを飾ってきたが、今年は平和七夕の4本が加わった。「ノーモアヒロシマ」「ノーモアナガサキ」と並んで、「世界が平和になりますように」とか「子どもたちが安心して遊べる日常が戻ってほしい」など、保護者の皆さんの願いを書き込んだ短冊が下げられている。


ブログ記事: 震災日誌 in 仙台
ブログ執筆者:仙台在住のジャーナリスト、松舘忠樹(元NHK社会部記者)の被災地取材の日誌。2011年3月11日から9月末まで半年間の日誌は、仙台市・笹氣出版から表題の本を刊行しました。

ブログは2011年10月以降の取材記・身辺雑記をつづっています。

 
 
 

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