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2023年8月6日 仙台市 48回目の平和七夕 若い世代に拡がる共感の輪②

更新日:2月20日


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アーケード街の会場では、高校生や、教会、YMCAの関係者たちが七夕の見物客にレイを配りました。「このレイをきっかけにご家族で平和について考えて下さい」などと呼びかけて手渡しますと、「ああ今日はヒロシマ原爆の日ですね」「レイは大切にしてその意味を考えます」などと関心の高さがうかがえました。

コロナ禍で中止などをはさんで仙台七夕が4年ぶりの通常開催とあって、アーケード街は人並みが絶えない混雑ぶりですが平和七夕の前では何とか写真を撮ろうとする人々が目立ちました。


テレビで報じられた78年目の「広島平和祈念式典」。松井一實市長は[核抑止論は破綻した」と述べ、核兵器禁止条約の参加しない日本政府を重ねて批判しました。対する岸田首相は5月にG7首脳会議を広島で開いたことを実績として強調しました。しかし、首脳会議の宣言は核廃絶にひと言も触れることはなく、核抑止論を維持する内容に終わりました。被爆者の間には「広島開催は単なるパフォーマンスだった」との不満の声が拡がっています。


ブログ記事: 震災日誌 in 仙台
ブログ執筆者:仙台在住のジャーナリスト、松舘忠樹(元NHK社会部記者)の被災地取材の日誌。2011年3月11日から9月末まで半年間の日誌は、仙台市・笹氣出版から表題の本を刊行しました。

ブログは2011年10月以降の取材記・身辺雑記をつづっています。

 
 
 

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