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2018年8月6日 仙台平和七夕始まる 若い世代が受け継ぐ「核廃絶の願い」③

更新日:2月20日

レイ配りには仙台市の尚絅学院高校をはじめ、東京の明治学院東村山高校、会津若松市の会津北嶺高校などから30人余りが参加した。活動の主役は高校生たちだった。

東村山高校出身で東北大学1年の小山優奈さんは、今回初めて後輩たちと活動に参加した。

「皆さんレイを喜んで受け取ってくれた。核廃絶の想いを少しでも伝えられたのかなと思う」。小山さんはこう話した。

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日本キリスト教団仙台北教会の会員で、市民団体の代表を務める油谷重雄さん(75)は、戦争を知らない若い世代に、核廃絶の願いが受け継がれているのが心強いと話す。

「仙台七夕を見に来てこの活動を知った横浜市の高校生が、生徒会に働きかけて作った3500羽の折り鶴を寄せてくれるという拡がりもあった。”平和の種まき”をモットーに続けてきた活動が未来を担う世代に拡がりつつある」。

仙台は雨模様で連日続いた猛暑も一休み。テレビに映し出されたこの国の首相と違って、活動を終えた高校生たちの表情はさわやかだった。


ブログ記事: 震災日誌 in 仙台
ブログ執筆者:仙台在住のジャーナリスト、松舘忠樹(元NHK社会部記者)の被災地取材の日誌。2011年3月11日から9月末まで半年間の日誌は、仙台市・笹氣出版から表題の本を刊行しました。

ブログは2011年10月以降の取材記・身辺雑記をつづっています。

 
 
 

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